静岡市の就労継続支援B型事業所

当事業所は就労継続支援B型と自立訓練（生活訓練）というサービスを提供しています。
利用される方の日数に応じて国民健康保険団体連合会というところに請求をして、給付金を受け運営費を確保しています。
具体的に言うと、1人当たり1日6,000円ほど。
よって1名が20日利用してもらえれば、120,000円を請求できるということです。

この制度が今あることには福祉サービスを提供する側としても、福祉サービスを受ける側としても感謝しかないです。
サービス提供者は、ボランティアではなく、職業として仕事に携わることができます。
サービス利用者は、障害を持っていることで、支援をしたいという人に仕事を作ってあげることができるのです。

そこには、助ける側と助けられる側という構図は存在しません。

しかし、サービスを提供する現実の現場においては、間違いも起きているようです。
サービスを提供する相手が障害を持っているという状況に甘える場合もあるでしょう。
かつ閉じられた空間というのも甘えを助長するのかもしれません。

間違いを防ぐには周りの人間が指摘する必要があります。
上司だろうと、経営者だろうと、間違いがあれば指摘し、公的機関に相談しましょう。
匿名で良いのです。裏付けをとる必要はないです。事業所のアラーム機能となってください。
ほんの些細なことでも、大きくなる前に対応することが大事です。

ヒトは間違いを犯すものだとは思いますが、”どんな理由があろうと”こうした現場においての間違いを許してはいけません。

この障害福祉の制度を守って育てていきたいと思います。